機構エンジニア

機構エンジニアの仕事とは

 

機構エンジニアは、製品に必要な基板などの構成物を適切な位置に固定したり、仕様に合わせ動作させるための構造を設計します。設置環境や使用用途に合わせ、放熱性・耐久性・耐候性・耐水性・防塵性など、複数の要素を考慮して設計しています。

機構エンジニアは、製品のデザインやものづくりの難易度、価格などに直結するカタチを作っていく仕事です。

 

 

仕事のポイント

 

以下の機能を構造により実現します。

  • 壊れない!
  • 素早く、精度よく動く!
  • 光を操る!
  • 熱を逃がす!

 

仕事の魅力

 

目で見える形で成果が残る仕事なので達成の実感がわきやすいです。
メーカーや工場などエンジニア以外の方との交流も多く、仕事に対するフィードバックをもらうことができます。

 

 

仕事内容とキャリアパス


勤務地 福岡
仕事内容、キャリアイメージ 新製品の企画立案に向けての構想設計、企画書をもとにした詳細設計、プロト機試作、評価、工場引継ぎを行います。先行・要素開発として、1~2年先の新製品に搭載する新機能、新技術の開発や、マーケットニーズに対応すべく必要な要素技術を調査、その実現性をカタチにします。

キャリアパス

(*一例です)

1:商品担当の場合

入社1年目   :製品性能評価中心とした品質設計&商品知識習得
入社 2-4年目 :新製品の設計開発担当
入社 5年目~ :新製品の企画立案に向けての構想設計 or 機構・光学開発リーダ、プロジェクトリーダ

2:先行・要素担当

入社1年目   :市場、最新技術調査や商品知識習得
入社 2-4年目 :要素・先行技術の設計開発担当
入社 5年目~ :要素・先行技術開発リーダ

活かせる経験・スキル ・卒業論文やサークル活動などで、その活動意義の理解~目標設定~発生する課題解決~その分析と次に向けた新たな取組検討などの経験
・海外の方を含めた多様な人々とのコミュニケーションスキル
・4大力学、メカトロニクス、光・画像工学、機構部品に関する基本的な知識
・卒論などで経験した新技術に対する調査研究経験・スキル
・解析や試験機・測定機の操作スキル

 

 

 社員インタビュー

 

先輩社員の経験や成長

 

入社1年目~3年目

 【開発メンバー】セキュリティカメラの機構部の量産開発

 入社当時は全く知識がない中、先輩にたくさん教えてもらいながら試作機の評価や部品の設計を経験し、少しずつ知識を身に着けていきました。

 入社4年目~6年目

 【機構リーダー】ICV、BWCの機構・光学部の量産開発   ※ICV:In Car Video、BWC:Body Worn Camera

 設計の担当範囲も広がっていき、自分で考えて周りの人がやったことがないことに挑戦したり、リーダーとして考えることも多くなり苦労も多かったですが、開発後の達成感が大きくなりました。

 入社7年目

 【開発メンバー】モジュールカメラの機構・光学部、設備の量産開発

 モジュールカメラ事業は発足間もなく手探りなところが多かったですが、工場メンバーなど多くの人と協力して製品設計だけでなく、工程設計や設備のことまで関わりながら開発をする経験ができました。

 入社8年目

 【プロジェクトリーダー】機構の先行技術の開発

 今までの知識外の新規テーマや外部の大学の教授などと接する機会もあり、新鮮さを感じながら量産開発とは違う新しい技術の開発に難しさを感じています。

 

 

i-PROを選んだ理由

 

若手社員


説明会などでどの社員の方も親身になって話をしてもらい人柄の良さを感じました。
担当できる仕事の範囲が広く、自分でやり方や仕様を決めることができるなど裁量が大きい点で大きな達成感が得られると考えました。
また、セキュリティカメラは街中で見かける機会が多く、自分の担当した仕事を見れることにも魅力を感じました。

 

キャリア入社した社員


自分の頭の中のものが目に見える形として作り出せることにモノづくりの面白さを感じていて、メーカーで仕事をしたいと考えていました。
i-PROでの開発は設計から量産化の全ての工程に関われるところが魅力で、さらに自分が携わった製品が日常活の中で目にする機会があるところにやりがいを感じ、i-PROを選びました。

 

 

 

先輩社員の経験談

 

i-PROが取り扱っている様々な種類のカメラの機構開発を経験してきました。
また、筐体などだけでなく光学回りの開発や設備の開発まで経験する中で、工場や様々な部門の人たちと協力しながら開発を進めてきました。
現在は、初めての先行開発部門に所属し、将来の新しいカメラに搭載できるような技術の開発に挑戦しています。

 

ある日のスケジュール

 

09:00 始業、チーム内の週例会議
チームメンバーと開発状況を共有し、改善方法やアイデアなどを議論します。
10:00 開発テーマの具現化のための設計検討
開発コンセプトの具現化のために、構造を検討します。
12:00 お昼休み
12:45 情報収集
開発テーマの情報収集や今後新たに応用できそうな技術などを日々調査して、知見を広く・深くします。
15:00 共同研究先(企業・大学)と打ち合わせ
自社にない技術を持っている研究先と、進捗確認や技術の指導をいただきながら開発を進めています。
16:00 要素技術の評価検証
要素技術の性能を把握して、設計の改善へとつなげます。
17:30 終業
18:30 同僚とフットサル
月に1回程度、運動したい同僚と集まってフットサルをしています。初心者の人も集まり楽しく運動しています。